前半は伊藤・檜山によるツアー
後半は伊藤・武居姉妹による
スイス連邦ヨーデルフェスト、最高クラス認定への道
どうぞ、おたのしみください。
確かにチューリヒ空港に降り立った6月4日は雨模様でしたが、
翌日から、最終ヨーデル大会を終えて帰国の途につくまで、お天気にはとても恵まれました。
私がスイスを離れた翌日からは、また雨・雨・雨となったそうで、なんともラッキーでした。
“Kotoba-asobi”
が自然の声と響きのフェスティバル
”Klangfestival Naturstimmen im Toggenburg”
を主催するNadja Raessに認められ招待を受けたことから始まりました。
ナディアと@Klangfestival
1.伊藤・檜山の二人でのツアー期間:6月4日から15日までの10日間余り。
2.伊藤啓子 単独での期間:6月15日から28日までの2週間。
この間、20日にスイス公式ご訪問中の皇太子殿下の御前で演奏いたしました!
3.伊藤・武居の連邦ヨーデルフェスト参加:6月28日から7月6日
2014年6月4日~6月15日
Hansueli、Martin, Roman のHerscheさん親子3名にThomasを加えたテルツェットでしたが、
トッゲンブルクの伝統の見事なツォイエリを聴かせてくれました。
MartinはKlangfestivalのチラシなどのモデルとなっているイケメンですが、
顔だけでなく声もとても美しかった!
共演したTerzett Hersch @Klangfestival
私たちの演奏曲目は、まず前半
1.Mirsaege Dank! 2.Vorfrueehlig 3.Kotoba-asobi
まずちゃんと正統派のスイスヨーデルを歌えることをアピール出来た上で、
エミル・グロリムント作曲の曲を檜山さんの美しいパリの香りもする伴奏で日本語で歌う、
また、ナディア・レースのお膝元で、
ナディア自身から彼女に触発されて作曲したオリジナル曲を紹介する、
という大変よいラインナップだったと思われます。
そして、後半は共演のヨーデルテルツェット・ヘルシュと交互に一曲ずつ歌うということで、
1.De Villgauer 2.Oldboxを演奏しました。
ここでは、曲間に拍手無しでそれそれのグループが間髪置かずに演奏するということを
お客さんにお願いしてある場面でしたが、
私たちがOldboxを終えた瞬間、思わず拍手と歓声が起こってしまい、
やった~!と思わず檜山さんと顔を合わせました。
◎2・3日目はマダガスカルから来たグループの演奏があったのですが、
特に子どもたち
“Malagasy Gospel Choir”
による生きる力に溢れるパフォーマンスには心から感動しました。
これを聴くためだけにここに来ても後悔しなかったであろう素晴らしい声・声・声!!
いつか日本にも来てほしいです。
マダガスカルの子供達Klangfestival
最終日、ムオッタタールのナトゥールユッツを演奏した
“Geschwister Schoenbaechler”
は興味深くナイスでしたし、アメリカからの“Erika Stucky”のパフォーマンスも圧巻でした。
Klangfestival最終日にムオッタタールのナトゥールユッツを演奏
◎日本人学校では、演奏後子どもたちに囲まれて楽しいひととき! この学校には、その翌々週にはスイスを公式訪問された皇太子殿下が訪ねられました。
チューリヒ日本人学校
◎ロマンスホルンというドイツ国境のボーデン湖沿いの町で開催された“JAPATAG”では、地元で子どもたちによるジャズバンド“Swingkids”を指導する木元大さんの図らいで、日本とスイスの交流に関する講演会の中で、じっくり二人の演奏を聴いていただきました。スイスの若者も多く参加したイベントで、彼らとも楽しく交流できたのは良かったなあ。
JAPANTAG @Romanshorn
JAPANTAG @Romanshorn
JAPANTAGの様子はこちらからご覧ください。
St.Gallenの剣道クラブ、ドイツ語紙芝居、落語、三味線、折り紙と盛り沢山で、
日本をきちんとフィーチャーしている楽しいイベン トです。
このイベントをコーディネートされた木元大さんは、
長年スイスで子供によるジャズバンド”Swingkids”を 指導されていて、
この子どもたちは海外ツアーでも絶賛されています。
子供たちのハートのある演奏もご覧いただけます!